今日も今日とて旨い酒を求めてぶらりとやってきたのは伏見エリア。オフィス街から近く、それでいて個性溢れる個人店が多く、毎日通っていても飽きません。今夜のお店は、ビルの地下1階に店を構える「Neo 和 Dining MiRAI」です。

看板が出ていることを確認して、エレベーターで地下1階へ。通りがかりに入るようなタイプの店ではなく、知る人ぞ知る隠れ家的なロケーションが心をくすぐります。

エレベータを降りると、すぐに店の入口があります。暖簾をくぐって、いざ。

名物店長がお出迎え！

初訪問のお店に若干の緊張を感じながら扉を開けると、気さくなスタッフの皆さんが案内してくれました。厨房で腕を振るう店長さんや料理人の方もにこやかに話しかけてくれ、緊張が一気にほぐれます。店内には、仮装した店長さんのアクリルスタンドがありました。愉快な人柄にほっこり。

入口に近い場所には、厨房のライブ感も楽しいカウンター席がありました。時間が経つにつれ次々と常連客がやってきて、気が付けばカウンターはいっぱいに。常連の特等席になっているようです。

カウンターの奥にはまた暖簾がありました。くぐった先は…。

宴会にも対応できるホールになっていました。大型モニターがあり、ちょっとしたイベントを交えた飲み会もできそうです。

ありそうでなかった！角煮カツに大満足

今回の店は、ワンドリンクサブスク「フラノミスタ」の加盟店から探しました。エリアを絞り、近くにある加盟店をチェック。フラノミスタがなかったら、まだ出会っていないかもしれません。ファーストドリンクは生ビールをオーダー。

カウンターにずらりと並ぶおばんざいは、単品（450円）、選べる3品（1,100円）、おまかせ6品（1,900円）があります。しっかりとした味付けに、ビールがグイグイ進みます。

ビールには揚げ物！ということで、続いてやわらか角煮カツ（ハーフサイズ650円）をオーダー。トロトロに煮込まれた豚の角煮にパン粉を付けてカツにした、一風変わった創作メニューです。味付けはネギ味噌、卵あんかけ、カレーの3種類から選べます。写真は卵あんかけ。ダシを効かせたやさしいあんが、角煮のトロトロ食感にマッチ。衣に染みて、いい感じの食感になりました。

選りすぐりの日本酒は刺身と共に

こちらは海鮮も力を入れているとのことで、季節のお刺身盛り合わせを注文しました。一人前から四人前まで人数に合わせて注文でき、写真の一人前（1,100円）は各種1切ずつ。いろいろな種類を少しずつ味わえ、うれしい限り。

日本酒もいろいろ飲みたいと思い、メニューをチェックしていたら、3種類飲み比べセット（1,210円）を発見！10種類の日本酒から好きな3種類を選べるようです。ちなみに、日本酒は半合（550円）、1合（1,045円）、数人でシェアできるとっくり（1,045円）があり、量や器を選べるようになっています。これもうれしい気遣いですね。

〆は、三輪そうめん（600円）にしました。寒い日はにゅうめんがオススメです。そうめんを温かいダシで煮込んだにゅうめんは、三輪そうめんで知られる奈良県の三輪山麓発祥の郷土料理です。やさしい味わいに、ホッと和みました。

伏見エリアはまだまだたくさんの飲み屋さんがあり、新しい店も次々に誕生。フラノミスタのおかげで、ステキな店に出会えました。しばらく仕事終わりの伏見飲みは続きそうです。