「地元のうまいを地元で食す」をコンセプトに、三河鶏や三河豚などを使った料理が味わえる「鶏白湯おでんと横焼き＆男前餃子とりだし栄店」。餃子とおでん、という酒飲みにはたまらないおつまみを楽しみに行ってきました！

店は話題の飲食店が集まる栄の繁華街、プリンセス大通りにあり、界隈は週末ともなれば老若男女多くの人々で賑わっています。広小路通りから南へ、白地に「とりだし　餃子」と染め抜いた大きな提灯が目印です。

まずはジムビームハイボール（310円〜）をいただきます！バーボン特有のまろやかな味わいと、キリッと爽やかな炭酸が混じり合って、乾いた喉をシュワッと潤してくれます。ハイボールはビネガーハイボール（490円）や、プレミアムハイボール（850円〜）など充実しています。

最初に餃子を注文しましたが、焼き上げるのに時間がかかるとのことなので、お店の方おすすめの味玉ポテトサラダ（430円）をオーダー。濃厚な味玉とまろやかな卵サラダ、シャキッとした甘い玉ねぎにハイボールがぐいぐい進みます！

こちらも人気メニューのコーチンむね肉のどて味噌串かつ（1本220円）。ほどよい弾力があって旨味が濃いむね肉の串かつに、甘辛く濃厚な味噌がたっぷりと絡んで、これぞ名古屋の味！

ホカホカの巻きたてだし巻玉子（550円）は食べごたえのあるサイズ。ふわふわと柔らかく、だしがしっかりときいておいしい玉子焼きです。

だし巻き玉子にはやっぱり日本酒が合います。こちらは各地の地酒が充実。この日は京都・伏見蔵の本醸造（150ml610円）を頼みました。ふくよかな旨味があり、キレのよい後味で料理の邪魔をしないベストな食中酒です。

さらに最近ブームの焼売も頼みました。こちらの鶏焼売（540円）は、あんがギュッと詰まっていて食べごたえ抜群！鶏の旨味が口いっぱいに広がって、醤油なしでもおいしくいただけます！

いよいよお待ちかねの餃子が登場！数ある餃子メニューの中から、まずは新！鶏焼餃子（360円）を楽しみます。普通の餃子より大ぶりですが、野菜がたっぷりであっさり。コリコリとした鶏の軟骨も入り、思わず箸が進みます。にんにくも使っていないそうで、にんにくが苦手な人や女性にもおすすめです。

餃子といえばやっぱりビールが恋しくなるので、ビール（540円）も注文。ほどよい苦味とスッキリとした炭酸が餃子と相性抜群！

店名物のおつまみ横焼き餃子（300円）も頼みました。こちらはジューシーな三河産のもち豚を使用しています。「横焼きってどういうこと？」と思うでしょうが、なんでも餃子を倒して焼くことで皮の広い面積をパリッと焼き上げるとのこと。食べてみると想像以上にパリッとした食感で、皮も薄く、パクパクと何個でもいけます！

もうひとつの名物、とりだしおでんの三河もも串（260円）、三河鶏むね串（220円）、三河鶏ぼんじり串（170円）もオーダー。もも串はしっとりと柔らかく、むね串はほどよい弾力があって噛むと鶏肉の旨味がじんわり。脂ののったぼんじり串もしっかりと鶏のおいしさが楽しめます。だしは名古屋コーチンの白湯をベースに魚介のだしをきかせた濃厚なだしは、これだけでも酒が進みます！

和のおでんには、ウーロンハイがぴったり。ウーロン茶の芳香漂うチューハイとコクのあるおでんを交互に味わえば、まさに至福。ついもう一杯…と楽しみたくなります。(編集部K)