あんなに暑かった日々から一気に季節が変わり、寒風が身にしみるようになりました。寒い時期は寒いところへ行っておいしいものを食べるのが本当のグルメだと思いますが、忙しくてすぐに飛び立つこともできません。ということで、せめて名古屋で北海道の美味を楽しもうと「毎日！北海道物産展ネオ炉端農林水産部栄店」へ行ってきました。

店は地下鉄栄駅1番出口から徒歩1分ほど。かの有名な名古屋屈指の繁華街、“錦三”の入り口にあります。入り口には北海道のグルメスターがでかでかと紹介され、見ているだけですでに心は北の大地です。

寒くてもなんでもやっぱり最初は生ビール！ということでフラノミスタを使って生ビール（649円）をオーダー。温かい店内でキーンと冷えたビールを飲む、まさに至福です。

ユニークな突き出しやボリューム満点のお刺身など、さすがのメニューが勢揃い！

この店の突き出しは、なんとやかんに入った殻付きの貝です！このビジュアルがなんとも郷愁を誘います。

コンロにかけて数分、殻が空いたら出来上がり！アツアツの貝は旨味がぎゅっと詰まっていて、ビールのあてにぴったりです。

北海道といえばやっぱり新鮮な海の幸が食べたい！ということで、トップバッターはお得刺し8種盛り（2079円）。コリコリとしたホッキ貝や甘味のあるイカなど、どれから食べようか迷うほど。エビの押し寿司もついてボリューム感もたっぷり！

ここでやっぱり、日本酒の登場です。今回は北海道の銘酒が楽しめる日本酒3種利き酒セット（979円）を注文。北海道の地酒、北の稲穂は雑味のないすっきりとした辛口、男山生もと純米は芳醇で深みのある味わい、国士無双純米はキリッとした淡麗辛口。それぞれに違う味わいが楽しめ、お刺身との相性も抜群です。

北海道の名物メニュー、イカの肝和えやザンギに舌鼓

次に頼んだのは、羅臼イカ肝和え鉄板焼き（869円）です。こちらも北海道の定番メニュー。羅臼でしか水揚げされないプリプリの羅臼イカを、濃厚な肝と一緒に鉄板焼きに。仕上げにバターをオン、より一層コクが深まります！

ちょっと口の中をリセットしようと、北の海賊ハイボール（319円）を頼みました。すっきりとした炭酸で、再び食欲増進！こちらではハイボールのチンチロリンがあり、サイコロを2個振ってゾロ目が出たら無料になるという楽しい催しもやっているので、チャレンジするのもおすすめです！

ハイボールのよきパートナー、若鶏のザンギ（3個649円）は、北海道限定の「めんみの醤油」で漬け込んであるそう。旨味のあるだし醤油でしっかりと味付けされたザンギは衣サクサク、中はジューシー。アツアツを頬張ってハイボールをグビリ！最高です！

もう一杯おかわり、ということで礼文島の昆布が入った珍しい漬け込みハイボール（539円）をオーダー。昆布が入ったハイボールは長い酒飲み人生においても初めてです。ややとろみがある飲み口で、ほのかに昆布の香りや旨味もあり、これはうまい！体にもよさそうです。

北の大地の美味をネタにした、〆の鮨まで大満足！

そろそろシメを…ということで、種類豊富な寿司メニューの中から大トロメカジキマグロ長盛り鮨（1貫209円）をチョイス。これでもか！というくらいビッグな大トロメカジキマグロのネタが赤酢のシャリに覆いかぶさって、抜群のインパクト。ネタでくるりとシャリをまいて贅沢に味わいます。

さらにあて巻きのカニ味噌とイクラ（各1貫209円）も頼みました。あて巻き、というメニュー名だけあって、上をつまみに酒を飲むもよし、そのまま海苔で巻いて食べるもよし。濃厚なカニ味噌と弾ける食感のイクラを味わって、心もおなかも北海道で満たされました！