猛暑の影響で今年は食材が不作といわれていますが、カツオは豊漁で、脂がのった上質なものが多く水揚げされているそう。「カツオといえば高知の藁焼きでしょ！」ということで、今回は多彩な土佐料理が味わえる「わらやき屋名古屋」へ行ってきました！

JPタワーの3階にあって落ち着いた雰囲気。この後すぐに土佐料理目当てのお客さんで席が埋まっていました。連日大人気の店です。

最初の一杯目は、フラノミスタで土佐鶴本醸造辛口（グラス600円）をオーダー。辛口ならではのキリッとした飲み口と爽やかな香りに、仕事疲れの心も体もホッと癒やされます。こんなおいしい最初の一杯が無料なんて、フラノミスタやっぱり最高！
おつまみは、これまた土佐名物のどろめ（550円）。どろめとはイワシの稚魚のことで、海藻や大根おろしと一緒にさっぱりといただきます。

おいしい豆腐の突き出しもついてきました。こちらも酒のアテにぴったり。

注文したかつをの塩たたきが来る前に、はちきん地鶏の藁焼きサラダ（990円）が到着！ほんのり香ばしい野菜と、ほどよい弾力と旨味がある土佐はちきん地鶏がたっぷりと入り、食べごたえがあります。野菜の種類も豊富で、栄養満点！

いよいよ真打ちのかつをの塩たたき（1〜2人前1870円）が登場！ニンニクやネギをのせて、甘味がある高知の塩とともにいただきます。燃えさかる藁で表面をあぶったカツオは口に入れるとほのかな藁の香りがふんわり。もちもちとした食感で、赤身の旨味も濃厚！これに合わせる酒は土佐最古の超辛口吟醸酒、げに辛（1合990円、写真は2合）。力強い辛口の酒は、ここでしか味わえないそう。藁焼き料理にぴったりです！

カツオを堪能したあとは、ちょっと揚げ物も恋しくなって、店おすすめのうつぼの唐揚げ（990円）を注文。クセがなく、あっさりとした味わいです。レモンをキュッとかけていただくとまたおいしさ倍増！

揚げ物だから、やっぱりビールで乾杯！土佐の地酒はガツンとしたものが多いので、シュワッとしたビールを飲んで一旦小休止です。

気になっていたかつを揚げ（770円）も頼みました。カツオをミンチにして愛らしいボール状に揚げた一品で、酢味噌をちょっぴりつけて味わいます。これには、名物のしょうがサワー（730円）を合わせました。やや甘めでさっぱりとしたサワーとかつを揚げ、もう手が止まりません。

「これも食べたい！」ときびなごケンピも頼んでしまいました。脂ののったきびなごの唐揚げを甘辛い味付けに仕上げてあるので、これまたお酒が進みます。

〆にいただいたのは炙り鯖棒寿司（1100円）。鯖は皮目を炙ることでより脂の甘味、旨味を感じ、酢飯との相性も抜群です。上にのったレモンと一緒に食べてもまたおつな味わいです。

〆にいただいたのは炙り鯖棒寿司（1100円）。鯖は皮目を炙ることでより脂の甘味、旨味を感じ、酢飯との相性も抜群です。上にのったレモンと一緒に食べてもまたおつな味わいです。